なんなんだ。

ラブソングのあなたや君がわからなくて泣きそうになる、誰しも感じたことのあるという宣伝に私の感じたことのない瞬間が綴られる、なんだかやるせない。視線は君やあなたを通り抜けて壁の上を滑る、特別なら私にだけ弱音を吐いてくれればよかった。

jpopに全部歌われてしまう燃やしてしまえ

ちりもあくたも

影が濃くなる夏の日のあなたの横顔が忘れられないけどきっと恋じゃない

笑うのが下手なんだなって感じで笑う君がずっと好きで、笑うのはあまり得意じゃないけど面白い事が好きで、ちぐはぐな感じが私は好きで

でも私は特別じゃないから

暑さ日差しセミ路上で干からびるミミズ死んだネズミに群がるアリ道路で死んでる小動物蝉の声プール塩素の匂いはしゃぐ子供の声朝7時のラジオ体操の音傷んだ髪不快な風

夏の事は色濃い、だけどビビッドな色彩じゃない確かにあって強くてでも激しくはない、重くて静かな生と激しくて活発な死が同時に巻き起こるそういう所が好きです。

私は誰のことも好きじゃなかったといってふといなくなる、「私は誰のことも好きじゃなかった」と言って居なくなる想像は何にも変えがたい気持ちにさせる